帽子の選び方
相性の良い帽子選びのポイントは『顔型と近いクラウンの帽子を選ぶ』ことです。
(クラウン…帽子を被ったとき、頭を覆う部分のこと)
ちょっと乱暴なやり方ですが、顔型タイプを6つに分類してみます。
たとえば、丸顔の人が角張った帽子を被ると、かえって丸みを強調してしまいます。クラウンが丸い感じの帽子を被るとバランス良くなじむので、自然な印象にまとまります。顔型が四角の場合は、クラウンがやや角ばった帽子がおすすめ。
帽子選びに正解や間違いはありませんので、本来は好きなデザインを自信を持って被るのが一番!
ただし、被り慣れていない方は不安もあると思いますので、選ぶときのひとつのヒントになりますね。帽子を被ることで、もしかしたらあなたのコンプレックスが魅力的な「個性」に変わることもあるのです。まるで「魔法のアイテム」ですね。
ブルトンやセーラーなど、前ブリムが上がっている型との相性が抜群です。丸顔を隠そうとして深く被りすぎるとかえって逆効果になることも・・・。 |
このタイプの方は、たいていの帽子が良く似合うのでどんな型も被りこなせます。クラウンが大きすぎると帽子がばかりが目立ってしまうという可能性も。 |
クラウンの幅が顔の幅より少し広いものを選ぶのがおすすめ。クラウンの深さがあるものや、大きなリボンなどのトリミングが付いているものもステキです。 |
ブリムがやや角ばった型を選ぶとナチュラルに。ブリムが左右アシンメトリーになった型やポイントになるトリミング(飾り)が付いているものもおすすめです。 |
ブリムに動きのあるキャペリンなどがおすすめ。クラウンの幅がお顔より広いものを選ぶと、お顔まわりをシャープに見せてくれる効果もありますよ。 |
どのタイプの帽子も良く似合います。特にクラウンの高さが低いものがおすすめです。トップが平らなデザインや大きめのベレーなど横に幅がある型との相性が良いです。 |
頭回りの測り方
おでこの一番出っ張った部分から後頭部の一番くぼんでいる所までを、メジャーで測ります。 |
水野ミリナーのサイズ基準 |
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サイズ | cm |
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SS | 55~53 |
S | 56~54 |
M | 57~55 ※ブルカは58~56 |
L | 59~57 |
LL | 60~58 |
※メーカーによって多少の違いがあります。 |
帽子のお手入れ方法
○丸洗いできるタイプ
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乾いたタオルを内側につめて、
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×洗えないタイプ
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シーズン後の保管
帽子の内側に薄紙などをまるめて入れます。 ボール紙で作った筒に帽子をさかさにはめ込んで、 防虫剤と一緒に箱に入れてしまっておきます。 箱にしまうときはクラウンが下、ブリムが上になるように帽子を入れ、平らな所で保管してください。 こうすることで帽子の型崩れを防ぎ、来シーズンも気持ちよく被ることができます。
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フェルト帽体の手入れ
フェルト帽体は、毛並みを整え、帽子についたホコリや汚れを取り除きましょう。
使用後は柔らかいブラシで毛並みにそってブラッシングして下さい。
左回り、即ち時計と反対回りです。